元フリーランスが語る、フリーランスのメリットどデメリット【生々しく語ります】

目次
  1. 1. フリーランスのメリット
    1. 1.1. メリット ①:フリーランスは頑張った分だけ収入が増える!
    2. 1.2. メリット ②:いざとなれば、やりたくない仕事は断ることが出来る!
    3. 1.3. メリット ③:収入の単価が会社員時代より増える!
    4. 1.4. メリット ④:フリーランスは節税することで、手元に残るお金が増える!
    5. 1.5. メリット ⑤:フリーランスは時間が自由。昼間から映画を見たりすることも!
  2. 2. フリーランスのデメリット
    1. 2.1. デメリット ①:フリーランスは収入が不安定…
    2. 2.2. デメリット ②:とはいえ、やりたくない仕事もやらなくてはいけないことも
    3. 2.3. デメリット ③:有給休暇や傷病手当、育児休業などの福利厚生が一切ない
    4. 2.4. デメリット ④:フリーランスは社会的信用がない
    5. 2.5. デメリット ⑤:フリーランスの将来性は全て自分次第
  3. 3. まとめ:フリーランスは会社員よりもリスクを背負う分、自由や収入が多く担保されている

現在会社員で今後フリーランスになろうと考えている方は、フリーランスのメリットやデメリットについて知っておきたいという人も多いでしょう。

この記事では、元フリーランスの経験があるエスケーの個人的な体験から、メリットとデメリットについて考えてみます。

フリーランスのメリット

メリット ①:フリーランスは頑張った分だけ収入が増える!

フリーランスの醍醐味といえば、やっぱりコレですね。会社員の時は、決まった給料と残業した分の残業代しか出ません。Web 系の職種だと、みなし残業代制度になっていることも多く、毎月決まった給料しかもらったことがない、という人は多いのではないでしょうか。

一方でフリーランスの場合、仕事がたくさん決まれば、その分たくさんの報酬を得ることができます。またフリーランスの場合は報酬の単価も高い案件、安い案件があります。高い案件を中心にこなすことができれば、会社員時代の収入とは比べ物にならない報酬を手にすることも可能です。

私、エスケーがフリーランス時代に月 100 万以上売り上げた月がありましたが、その時はさすがに達成感がありました。(ま、100 万も売り上げたのはその一月だけだったというオチ付きですが…)このように、やればやっただけ収入につながる! っていうのは、フリーランスの醍醐味ですし、やりがいにつながります。

メリット ②:いざとなれば、やりたくない仕事は断ることが出来る!

会社勤めをしていると、業務命令の名の下に、やりたくない仕事もやらなくてはなりません。でも、フリーランスをしていれば、自分がやりたくない仕事は、やらなくてもいいわけです。

フリーランスをしていると、色々な理由で引き受けたくない案件っていうものがあります。

  • 単価が異様に安い
  • スケジュールが極端に短い
  • 得意でない技術を扱わないといけない
  • 三次請け四次請けで、コミュニケーションが取りづらい

などなど… もし、その月の売上を達成していたり、達成の見込みが立っているとしたら。そんなリスクがあって引き受けたくない案件なんか、断ってしまえばいいんです。これもフリーランスの醍醐味ってやつですよね。

「自分、やりたくないんで」が仕事を断る理由にならないのが会社員ですが、フリーランスなら成立するのがメリットです。もちろん、断る理由は、角が立たないそれっぽい理由を用意する必要はありますけど…

メリット ③:収入の単価が会社員時代より増える!

フリーランスで仕事をしていると、単価の高い仕事にめぐりあうことがあります。少しずつ単価の高い仕事を増やしていくと、最終的に会社員時代より収入が増えた! ということにもつながります。

実際私がフリーランスをしていた頃は、週 2~3 ぐらい仕事してるだけで、週 5 フルタイムで働いているぐらいの収入になった年がありました。要は、会社員時代の単価がフリーランスになっただけで倍になったということですね。

このように、フリーランスになると、会社員時代にはなかった単価の高い低いという概念が出てくるので、100%しゃかりきになって働かなくても悠々自適に仕事をすることもできます。

メリット ④:フリーランスは節税することで、手元に残るお金が増える!

これは実際フリーランスになってみないと実感できないことかもしれませんが…  Web 系フリーランスの場合、パソコンやデジカメといった仕事にも使用できる備品は家事按分といって、経費にすることができます。経費は所得税の対象外なので、税金の負担が少なくなります。会社員がパソコンやデジカメを買うのと比べて、手元に残るお金が少し増える、ということになります。

この話題は別の機会で詳しく紹介したいのですが、この経費にできるお金の使いみちは、かなり幅広いので、節税することで手元に残せるお金がフリーランスの場合はどんどん増えますよ、というのがオイシイところです。

例えば、仕事仲間と飲みに行った時の領収書は接待交際費になりますし、自宅で仕事をしているなら、その部屋の面積分の家賃は地代家賃として立派な経費になります。パソコンやスマホも、仕事メインで使っているなら 100%立派な経費として落とせます。

この節税テクニックを駆使すると、フリーランスはそこそこ売り上げるだけで、意外とまとまったお金を手元に残せるなあ、というのが実際にフリーランスを経験したエスケーこと私の感覚です。

メリット ⑤:フリーランスは時間が自由。昼間から映画を見たりすることも!

フリーランスのお金以外のメリットについても書いておきましょう。それはズバリ時間の使い方です。

当然ですが、会社員ではないので、出社すべき時間は決まっていません。事務所を借りている場合、そこへ出勤するのは、あくまで自分の好きな時間。自宅兼事務所の人は、朝起きて好きなタイミングから仕事できます。

もっとも、自己管理ができない人だと家や事務所でダラダラしてしまうかもしれませんが… 私の場合は、早い時で 10 時頃、遅い時で 12 時頃に事務所に出ていました。午前中は家でメールなどの夜の間に来た連絡の処理をして、午後は制作の時間か打ち合わせ。打ち合わせも制作もない時は、自由時間でブログの執筆をしたりしていました。

個人的に映画を見ることが好きなので、本当に何もすることがない平日の午後などは、ふらっと映画館に行ってました。会社員だったら仕事している時間に映画が見れる幸せ… これなんかは、フリーランスならではの醍醐味でしたねぇ…

フリーランスのデメリット

さてさて、メリットばかり並べてみましたが、デメリットについても解説しておきましょう。

デメリット ①:フリーランスは収入が不安定…

フリーランスは、毎月決まった収入が先々ずっとあるとは限りません。常駐案件主体の人であれば、会社員の時と同じような感覚(出社する、毎月決まった額の入金がある)で収入があるかもしれませんが、契約が終わってしまえばそれまで。毎回契約が更新されるとも限りません。

会社員と違ってフリーランスが苦しいところは、この収入に波があるということです。やり方によって、この波を小さく抑えていくことは可能ですが(これはまた別の機会に紹介します)、波をゼロにすることは不可能です。

先程、月に 100 万円売り上げたことがあったと言いましたが、その時稼いだお金はしっかり取っておき、後々になってから少しずつ使っていました。月の売上が 10 万に満たない時とかもあったので、そういう時の補填として使うイメージですね。

せっかく頑張って大きな売上を立てても、再来月以降の売上が不透明(さすがに翌月の売上は見えているので)だと、安心してお金を使うこともできません。

会社員の時よりもフリーランスのほうが売上が高かったり、単価が高かったりしても、安定しないことには、それがメリットにはならないんですよね。

デメリット ②:とはいえ、やりたくない仕事もやらなくてはいけないことも

フリーランスのメリット ② で述べましたが、仕事を断ることができるのは、フリーランスならではのメリットです。しかし、それは断っても自分にとって不利にならない状況でのみ、です。

先程も言ったようにフリーランスの収入は不安定ですから、売上が少ない月や、必要な生活費に売上が満たない時などは、やりたくない仕事でもやらざるを得ないでしょう。せっかくフリーランスになったのに仕事を断れないと、二重のストレスになります。

結局は仕事を断れるように、

  • 売上がしっかり立っている
  • 断っても困らないだけのキャッシュを持っている

状況を作っておく必要があります。そうしないと、断りたい嫌な仕事も断れずにやらざるを得なくなる、フリーランスの負のスパイラルに陥ってしまうでしょう。

デメリット ③:有給休暇や傷病手当、育児休業などの福利厚生が一切ない

これはフリーランスの辛いところです。会社員時代には当たり前にあった福利厚生は一切なくなります。

会社員なら風邪をひいて出社できなくても、有給休暇を使って休めば給料に影響はありません。しかし、フリーランスの場合、仕事を期日どおりに納品できなければ報酬はもらえません。

もし体調を崩して長期間休む必要が出てきた場合、会社員であれば傷病手当という制度があります。しかし、これもフリーランスであれば当然存在しません。フリーランスは体が資本。健康管理は大切です。

あと、健康管理とは少し異なりますが、育児休暇の制度がフリーランスにはありません。働き方改革によって、女性だけでなく男性も育児休暇を取る風潮になってきましたが、フリーランスの場合、休業=収入ゼロになってしまうので、出産というライフイベントに対しては、余裕をもった貯蓄をしておきたいところです。

デメリット ④:フリーランスは社会的信用がない

会社員だったら当たり前に出来ることが、実はフリーランスだとできない、ということがいくつかあります。例えば、

  • 家を借りる
  • 家や車などのローンを組む
  • クレジットカードを作る

などがあります。これらはすべて「フリーランス=信用が低い」という点から来ています。もっとも、フリーランスとして長年売上を立てた実績などがあれば、家を借りたりローンを組んだりすることも可能ですが、フリーランスを始めた数年はこれらのことが出来ないことを予め織り込んでおく必要があります。

デメリット ⑤:フリーランスの将来性は全て自分次第

フリーランスを長いこと続けようと思うと、40 代、50 代、60 代になっても、フリーランスを続けられるのかどうか… そういうことが頭を過ぎります。会社員の場合、会社が継続している限りは、その会社で働き続けることができます。

しかし、フリーランスの場合、年齢が進むとともに、市場の要求や時代性にマッチした仕事が続けられるかどうかは不透明です。もちろん、高齢になってもフリーランスとして活躍している人はたくさんいますが、それは年齢を重ねても仕事がくる実力があるということです。

会社であれば、会社がある限り勤め続けられますが、フリーランスを続けられるかどうかは、本人のスキル次第といったところでしょう。

まとめ:フリーランスは会社員よりもリスクを背負う分、自由や収入が多く担保されている

結局のところ、フリーランスは会社員よりも稼げたり現金を手元に多く残せる手法があり、「フリーランス=稼げる」というイメージにつながっているかもしれませんね。

一方で、会社員には存在する安定や福利厚生といったものはフリーランスには存在しません。

会社員とフリーランス、どちらが良いかどうかは人によると思います。この記事ではメリットとデメリットとして紹介しましたが、デメリットをなくしたり、減らしたりすることは、やりようによっては可能です。

デメリットをうまく減らして、フリーランスのメリットを存分に享受できるよう、フリーランス生活をするならうまく立ち回りたいものです。

ちなみに私は、フリーランスと会社員の良いとこどりをするべく、パラレルキャリアとして働いています。これはこれでまたメリットやデメリットがあるので、また別の機会にまとめたいと思います。